個展の思い出 [展覧会・ギャラリー]
今日は奥歯の痛みも和らいできて、ホッと一息。
普段あまり利用していない引き出しを開けたら
懐かしい個展のDM(お知らせポストカード)が
次々と出てきたので、ついつい見入ってしまいました。
なので、皆様にも思い出のおすそ分けを。
人生初の記念すべき第1回個展は
2000年8月に市内の「ギャラリーエスパース」で開催。
タイトルは「古代文明の謎とロマンに魅せられて」。
まだ駆け出しの分際で、念願だった個展を実現!
師匠にもろくに相談せず突っ走ってしまい
今から思うと汗顔の至り。
でも搬入時には師匠やお仲間が大勢で
手伝いにきてくれたので超感激でした〜!(涙)
第2回展は2年後の2002年9月に
同じく「ギャラリーエスパース」で開催。
タイトルは「アジア・石造遺跡からのメッセージ」。
この辺までは、古代史大好きな私が旅行した
エジプト、インド、カンボジア、ベトナム、タイ、ミャンマー
などで出合った様々な石造遺跡に刺激されて描いた
怪しい?作品が主体でした。
展覧会の軍資金を稼ぐため
下手な小作品をたくさん描いて売りまくったりして・・。(汗)
第3回展は3年後の2005年11月に、やはりエスパースで。
この時のタイトルは「BLUE GRAY」。
大好きなセルリアンブルーをミックスした
ブルーグレー調で色彩を統一し
創作のテーマは「古代遺跡」から「現代遺跡」へと大転換!
今思えば、私にとって画期的な変革期でした。
ギャラリーエスパースでの個展は、何故か3回だけで終了。
またとない貴重な経験となりましたが
軍資金を稼ぐために、友人・知人に負担をかけるのが
嫌になったからかも。
その後は個展から遠ざかり
県民文化センターでのお馴染「ノン・ブラック展」や
天心記念五浦美術館で隔年開催の「双風展」などの
グループ展に、油彩画大作を出品するように。
こちらは2003年に、東海村の「トラットリア・パラン」で
約一ヶ月間、作品を展示した「アジアの旅路展」。
ブルーグレイで描いた石造遺跡シリーズは
この時期ならではの作品です。
若い頃から親しんできた水彩スケッチだけの
小さな展覧会も手がけるようになりました。
2004年4月には「ライブラリーカフェ然々」の
阿部オーナーとの運命の出会いから
同店初となる「ペン淡彩画作品展〜日向の薫り」を開催!
私のブログ名となっている「日向の薫り」は
オーナーが名付けの親なのです。
私にとっては
「然々」と「ヨークカルチャー日立」の2個所で同時に
「ペン淡彩画教室」を立ち上げるきっかけとなった
大変記念すべき展覧会となりましたが
まさか私が絵画教室の講師になるなんて
夢にも思いませんでした。
「ライブラリーカフェ然々」では2010年11月にも
知人の人形作家・内藤洋子さん(北茨城在住)と共に
「カントリードール&ペン淡彩画コラボ展in然々」を
開催したところ、作品がバカ売れした嬉しい思い出も。
近頃は、Win-Winビルのコミュニティギャラリーで
展示の機会も増えてきたせいか
お世話になっている然々さんでの展覧会を
しばらくやっていないことに気がつきました。
機会があればもう一度、初心に立ち返って
小さな個展などをやってみたいです。
2017-01-21 20:28
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