2日目は「横浜トリエンナーレ」巡り [展覧会・ギャラリー]
前夜、横浜に泊まったわけは
現代アートの祭典「ヨコハマトリエンナーレ2017」を
じっくりと見たかったから。
トリエンナーレということで3年に一度の開催ですが
前回(2014年)に続きこれで2度目の見学となります。
今回は「横浜美術館」をメイン会場にして
近隣の「赤レンガ倉庫」と「横浜開港記念館」をつなぎ
11/5までの3ヶ月間、多くの市民ボランティアの
協力のもと、町を挙げて開催されています。
2日目の土曜日は残念ながら一日中雨降り。
傘をさして横浜美術館に到着すると
大きな作品が野外展示されておりました。
これらは難民問題に強い関心を持つ中国出身の作家
による、難民が実際に使用した救命ボートと
救命胴衣を多数用いたインスタレーションとの
ことでびっくり!こんな表現の仕方があるなんて。
会場の入り口には
まるで出雲大社のしめ縄を思わせるような巨大な作品が!
これはインドネシア在住の作家が
自国で失われつつある伝統文化について考察を重ねる中で
”しめ縄”という日本古来のモチーフに触発され
現地の竹を使ったダイナミックな造形物が出現したもの。
早速、ガイドツアーに参加し、主な作品について
説明を受けながら館内の20数作品を見て回りましたが
作品に込められた作家の意図を理解するのは難しいもの。
以下、気になった作品の画像をピックアップしてみました。
最後に見た作品はまるで巨大な構造物。
どこかに繋がっているようでどこにも繋がらない
”無限のトンネル”を意味しているのだとか。
う〜ん、これまた哲学的で難しい。
ボケ気味の脳味噌にたっぷり刺激を受けた後は
無料バスで、次の会場「赤レンガ倉庫」へ移動です。
2017-10-22 23:39
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