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「よう・そろー」って〜なに?? [好奇心・謎解き]

十王町の「うきうき」で野菜をゲットした後は
R6を北上して北茨城市の大津漁港地区にある
市漁業歴史資料館「よう・そろー」へ。

H19年にオープンしたばかりの頃行ったことがありましたが
その後大震災の大津波で被災したため閉館に。
H25年のリニューアルオープン以来
実に10数年ぶりに再訪しました。
(入場料;一般300円、65歳以上200円)
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「よう・そろー」の目玉はこちら〜!!
5年に一度開催される奇祭「常陸大津の御船祭り」
実際に使用される(た)祭事船の実物で
全長15m、重さ5トンもあるそうです
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神輿、神官、お囃子連などを載せた神船が
約300人もの曳き手によって陸上を走るというもので
その際に船の両側に大勢の男達がぶら下がって船を左右に揺らし
その間に綱を引いて走らせるという勇壮な祭りです。
こちらの展示コーナーでは
船が左右に揺さぶられるシーンが再現されます。
県内にこんな珍しい祭りがあるのをご存知でしたか?
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このほか、先の大震災で甚大な被害を被った際の動画や
天皇皇后両陛下がお見舞いのためにご訪問された様子なども。
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また「大津浜異人上陸劇場」の紙芝居では
ペリーの浦賀来航より前に
大津浜にアメリカの捕鯨船が寄港し
船員が水や食料を求めて上陸した際の
地元民の驚きぶりや水戸藩、幕府役人たちの対応を
分かりやすく紹介したもので
歴史大好きな私にはとても参考になりました。
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北茨城市出身で「米米クラブ」のリーダー石井竜也さんが
描いた油彩画も展示されていました。
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2階は地元の名物「あんこう」の全てを楽しく紹介。
ご存知「あんこうの吊るし切り」の模型から〜。
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どぶ汁の調理法を動画で紹介するコーナーでは
立ち止まったらいきなり実物大の映像がスタートし
誰がやっているのかなと思ったら・・・・
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あわわ〜モデルは谷村新司さん?
じゃなかった、某民宿の名物オーナーさんでした。
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リニューアルオープン後は以前より内容が充実し
北茨城市の歴史やグルメなどを楽しく知ることができました。

来年は「常陸大津の御船祭り」の開催年となり
5月2〜3日に催され、ここで展示中の祭事船が
祭の主役として使われるそうです。

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ポテト姫

確か、一昨年の後半やってた、大阪NHK制作の朝ドラに出てきたジャズ喫茶の店名が「ヨーソロー」だったので、調べたのを思い出しました。(^^;
その後、意味はわかりましたか? ^_−☆
by ポテト姫 (2018-06-06 05:15) 

sonochan

ポテト姫さま、こんばんは!
「ようそろ」とは航海用語で船を直進させることを意味するそうです。なので、海・船にちなんだネーミングにしたのかと思います。
同様に「面舵」(右に舵をとる)とか「取舵」(左に舵・・)もよく耳にしますよね。飛行機の操縦ではほぼ英語なのに、船だけが日本語とは面白いですよね。
by sonochan (2018-06-06 21:52) 

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