北茨城まで食?探しに [料理・食材・グルメ]
あいにくのお天気なので、急遽予定を変えて
北茨城まで食材調達のドライブに。
途中、十王町の直売所「鵜喜鵜喜(うきうき)」に
立ち寄り、安くて新鮮な野菜をどっさり購入。
北茨城では、磯原町「としまや月浜の湯」直営の料亭
「魚ぐん探ちき」で、遅めのランチを摂ることに。
うまいこと空いていたので
手入れの行き届いた庭を眺めながら
座敷席でゆっくりと寛ぐことができました。
着物姿の若い女性スタッフが運んできた
「刺身定食ランチ」(1500円)は
芸術的な盛り付けで、見た目も美しい〜!!
料理って、”食べられるアート”なんですねえ。
デザートには「葛切りとコーヒー」が登場し
リッチな気分に浸れました。
”雨情の里”お膝元の素晴らしい料亭で
これだけのランチを気軽に楽しめるなんて
もうクセになりそう!(平日のみ;1500円〜)
ついでに魚の干物が欲しくなり
大津町の大型海産物店・松野屋本店へ。
この店には姿形の美しい干物が豊富に並んでおり
以前、日立市で淡彩画教室をやっていた頃は
”モチーフ用の干物”をよく調達しに来たもの。
中でもエボダイは、つぶらな瞳?というか
表情がとても可愛いくて私好み。
カレイは色付けが楽しめたし・・・。
本日ゲットしたイシモチも
食べ終わるまでに描いておかないと。
ところで、晩御飯は期待できるかな?
妖しい着物空間への誘い [展覧会・ギャラリー]
勝田駅東口、Win-Winビル1Fのコミュニティギャラリーでは
H28年度最後となる展覧会「第8回きものサンバ作品展」が
昨日から始まりました。
知る人ぞ知る〜きもの神社から軽トラック2台分の
物資が運び込まれ、延べ5時間掛かりでの搬入となる
トンデモない展示となりました。
こうして外から見ると、如何にも妖しい感じで
「きもの神社 勝田駅前分社」みたいな気も?
ドアの前には狛犬さんの代わりに
ランドセルを背負った不思議な子どもオブジェが?
足を踏み入れると
過剰なまでの作品群にとり囲まれて圧倒されそう!
床の一部には艶やかな帯地が惜しげもなく
敷かれておりまする。(*☻-☻*)
マルチアーティストで
自称・きもの神社宮司・まろさんが今回手がける
異色のアート作品は「きもの神社 枯れないバラ七輪」!
墨書した3m四方の帆布を壁面全体に張ってから
電動ドリルでパーツの取り付け作業に没頭する様子は
もはや展示の域を超えて”工事”というべきかも。
壁をぶち抜かれないかとハラハラしながらの立会いと
不慣れな肉体労働?のお手伝いで結構疲れました。
完成したのがこちら。
黒いバラらしきものが7個取り付けられていますが??
いったいどんな意味が込められているのでしょうね?
バラは益子で焼成した陶器製で、かなり重いもの。
お仲間が持ち込んだピエロの油彩画が
妖しい雰囲気にマッチしておりました。
代表の着物デザイナー・千恵子さんと
受講生による多彩な作品も所狭しと並んでいます。
日中(10~17時)は、千恵子さんとまろさんが
ほぼ待機しておられるので、楽しくお話ができますよ。
会期;4月3日(月)まで。開館時間;午前10時~午後8時。
最終日は午後4時に終了となります。
皆様のお越しをお待ちしております。
「鯨ケ丘のひな祭り」が凄い! [祭り・イベント]
ノン・ブラック展の用事で常陸太田市へ出かけた帰りに
ふと思いついて「鯨ケ丘」に寄り道してみました。
そうしたら
もうどこでも終わっちゃった「ひなまつり」が
レトロな商店街でひっそりと開催されておりました。
「第九回スロータウン鯨ケ丘 ひなまつり」
和暦の時間が流れる街・鯨が丘ならではの
特別な”癒し系イベント”なんです。
早速、梅津会館前の無料駐車場に車を置いて
まずは「梅津会館」からスタートすると
趣味の団体による愉快な創作雛飾りがずらり〜!!
(便利な「雛めぐりマップ」はこちらで貰えます)
幾多の歳月を潜り抜けてきた
風格ある商店や空き店舗を利用した
華やかな展示を、のんびりと見て回る親子連れの姿。
なんとも微笑ましい光景ではありませぬか。
毎年遠出して「真壁のひなまつり」を見物していますが
15回目ともなると、お互いマンネリ気味に。
その点、近場のこちらの方がとても新鮮に思えて
思わず感動してしまいました。(*^o^*)
全部で48の店舗や企業が一致協力して
手作りイベントを盛り上げているそうな。
年季の入った3階建レンガ造り「オープンギャラリー倉」。
何かやっているようなので入ってみると・・
入ってビックリ〜玉手箱!!
さほど広くもない室内はトンデモないことに!
これらの膨大な数の吊るし雛は全て
倉のオーナー夫人が丹精込めて作られたそうです。
前回来た時はご主人の案内で3階まで上がり
「ここは俺の道楽部屋だよ」と
自慢のお宝を見せて頂きましたが
奥様までが趣味人だったとは〜凄過ぎます!
さらには保存状態抜群の
時代物の雛人形まで惜しげもなく公開!
なんという太っ腹なオーナーでしょうね。
心底感動した勢いで、和菓子の店「山林堂本店」で
「道明寺 さくらもち」(5個入り450円)をお土産に。
とおっても美味しい〜わがしの恩?!
ちょこっと寄り道しただけなのに
とっても得した気分になりました。
このイベントは今週金曜日(31日)まで開催されます。
せっかくの機会、ぜひお出かけあれ。
食の店もたくさんあるので
大人の遠足気分で、食べ歩きも楽しいですよ。
南部図書館と三十六歌仙 [アート・カルチャー]
こちらの図書館ボランティア女子チーム代表で
本ブログの愛読者・Qさんからの情報で
数年ぶりに日立市久慈町の日立市立南部図書館へ。
館内のギャラリー室で明日まで
「佐竹本三十六歌仙絵 エンピツデッサン展」を
開催しております。(撮影OKでした)
「佐竹本三十六歌仙絵」は
佐竹藩の佐竹家に代々伝わる日本最古の歌仙絵ですが
明治維新後に切断売却されて複数の好事家の手に渡り
今では一堂に鑑賞することが困難だとか。
今回展示の”エンピツデッサン画”は
なんとか全てを鑑賞できないかとの思いで
福井県の画家・木村匡美氏が
4年がかりで模写し平成21年に完成したもの。
気になる歌人をピックアップしてみました。
在原業平(ありわらのなりひろ)は
平安時代の貴族・歌人で、美男の代名詞とも。
諸説では「伊勢物語」の主人公と同一視され
恋多き貴公子のイメージを持たれるほど。
昔からプレイボーイは存在したのですね。
猿丸大夫は実在を疑う向きもあるミステリアスな人物で
小倉百人一首に採用されている
「奥山に 紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
という和歌でも知られていますが・・?
そんな不思議な存在が、格好の推理小説のモチーフとなり
井沢元彦氏のデビュー作「猿丸幻視行」に!
出版当時、私は夢中になって
猿丸大夫の謎解きに没頭したもの。
なお哲学者の梅原猛氏は
著書「水底の歌ー柿本人麻呂論」の中で
猿丸大夫と、歌聖・柿本人麻呂は同一人物では?
という大胆な仮説を提示しているほど。
ミステリーファンには気になる存在です。
36歌人の中には4人の女流歌人が入っています。
中でも有名なのは絶世の美人の代名詞・小野小町。
なぜか顔を見せてくれないのが残念。
他には「住吉大明神」なるトンデモナイ歌人も??
神様が和歌を詠むなんて〜そんな馬鹿な?
全体的には恋の歌が多いようで
いつの世も変わらない永遠のテーマですね。
南部図書館は2005年に廃線となった
旧日立電鉄線「久慈浜駅舎」跡地に
2013年4月に建てられた新しい図書館。
建物は近くの日立港に入港する
貨物船をイメージしたユニークな外観です。
右手に回るとこんな感じ。
かつてこの場所に久慈浜駅が存在したことを
記念する各種モニュメントが設置されています。
日立電鉄線(BRT系バス)の停車場には
チンチン電車をイメージしたモニュメントも。
あらら〜こんな標識まで!(◎_◎;)
旧久慈浜駅の名残を留める南部図書館は
一般図書室、こども図書室の他
まなびの広場、創作室、対面朗読室
ボランティア活動室、ギャラリーまで兼ね備えた
とても明るくおしゃれな多機能型図書館です。
道の駅・久慈浜に来られたついでに
立ち寄られては如何でしょうか。
どうにか〜プレミアムな金曜日に [ライフスタイル]
何かとせわしなかった一週間。
”すれ違い夫婦"生活からも一時解放されて
今日はゆっくりと朝食を摂ることができました。
ちょうど一週間前の海浜公園での感動を
チャコにも体感してもらおうと一緒に海浜公園へ!
まずは「ひたちなか自然の森」を軽くウオーキング。
落ち葉のクッション効果でとても歩きやすく
途中、誰とも遭遇せず、まるで貸切状態。
深い森から抜け出ると
そこは早咲きスイセンの黄金色の洪水!
サンシュウの木も一役買っています。
またまた、リニューアルオープンしたばかりの
「記念の森レストハウス」へ向かうことに。
近頃この付近にリスが出没するとのことですが
あいにく本日はお目にかかれず、代わりに
人馴れした(識別リング付き)美しいハト君と遭遇!
近づいても決してトリ乱す?ことなく
カメラ目線(多分?)でポーズをとってくれました。
リニューアルオープンを勝手にお祝いして
ソフトクリームで乾杯〜!!
「スイセンの丘」はまだ寂しい感じですが
間もなく菜の花や様々な種類のスイセンが開花し
丘の頂上にある大きな桜の木も開花すると
春爛漫の一大パノラマが出現しますよ。
昨年4月にスケッチしたものがこちら。
丘上の大きな桜の木が見事でした。
海浜公園を出てから
ついでに「コストコ」で食料品を買い込み
私は「然々」へ行って
オーナーとしばし壇蜜?じゃなかった密談を・・。
ふと窓際を見たら、こんなイタズラが? (笑)
そんな訳で、本日の歩数は8,900歩。
今週もどうにか〜プレミアムな金曜日になりました。
1月初旬からS歯科で受診していた
虫歯の治療がやっと終わったのでお祝い。
イカでもタコでも何でもOKです〜!!
続・師匠のアトリエ [アート・カルチャー]
雨の中、会員のMさんと共に
9月に開催予定の「第8回双風展」に展示する
遺作をお借りするため
常陸太田市の亡き師匠・齋藤義孝先生のアトリエへ。
1年ぶりに入ると目の前に懐かしい光景が!
主のいない薄暗い室内は、きらびやかな非日常世界!
生前は寸暇を惜しむかのように制作に没頭され
当時のままのアトリエには山の様な作品群が!
迷った挙句、こちらの作品をお借りすることに。
振り返ると
夜半からの雨がなおも降り続いておりました。
引き続き、市内のY印刷さんに立ち寄って
ポスターとDMの印刷を依頼。
〜双風展とノン・ブラック展〜
今年の二大イベント開催のための
本格的な活動が始まりました!
とっても楽しい〜水戸芸術館! [展覧会・ギャラリー]
今月11日から、「藤森照信展」が始まったので
芸術館へ出かけると〜嬉しいことに館内は全て撮影OK!
自然を生かした建築と、ユニークな”路上観察”の提唱者で
”テルボ”の愛称で親しまれる建築家・藤森照信さんの
展覧会の様子を、皆さんに画像でお届けします。
いきなり第1室から
意表をつく「モザイクタイルミュージアム」!
昨年6月に多治見市にオープンしたばかりの
「モザイクタイルミュージアム」を
藤森さんが手がけたというご縁でコラボが実現。
自動車までモザイク尽くしで、メッチャ楽しい!!
建築物の写真パネルを中心に
座るのが楽しくなるようなアートな椅子も。
出身地・茅野市にある数々の建築作品は
自然や植物を建物に取り込んだ独創的なものばかり。
私が憧れるツリーハウスもありました。
藤森建築と深い関係のある
滋賀県の「たねや」とのコラボでは
美しい和菓子類がずらりと展示!
テーブルや椅子などの作品には自由に座ることも。
展示会場の一角には期間限定で「たねや」の
和菓子販売コーナーがあったので購入すると
購入した和菓子はすぐ脇の
「高校生ウイーク2017」ルーム内のカフェで
飲食できるという嬉しい企画なのでした。
恐る恐る中に入ると
若い女性たちが待機しており
コーヒーは無料で頂けるとのこと。
現役高校生がカフェを運営しているのかと思い
「皆さんは高校生なんですか?」と尋ねたら
「10年前までは高校生でしたけど・・」と
笑われてしまいました。(^_^;)
そんなわけで
とってもお得で楽しいユニークな展覧会でした。
そうこうしていたら
いきなり重厚なパイプオルガンの演奏が!?
タイミング良く
「市民のためのオルガン講座」発表会が始まったのでした。
本来なら、1階のエントランスホールに並べられた
椅子に座って、演奏者を見上げながら聴くのに
今日は2階バルコニーから オルガン鍵盤のすぐそばで
受講生5名の演奏を聴くことができました。(*^_^*)
これだから芸術館通いはやめられません。
海浜公園に春が来た〜! [自然・生物・環境]
ぽかぽか陽気に誘われて海浜公園へ。
早咲きスイセンが見頃を迎えていました。
「スイセンの丘」は、目にもまばゆい黄色の絨毯!
近くの「記念の森レストハウス」が
今月8日からリニューアルオープンしたそうなので
立ち寄ってみました。
リニューアルを期にサザコーヒーと連携し
インテリアもメニューも一新
自然の移ろいを感じられる
とてもおしゃれな空間に大変身しました!
ホットカフェラテとコーヒーゼリーを注文して
窓際の席に座ると、「記念の森」を見渡せる
大きな窓からなんとも絵になる光景が〜!!
しかも、ラテアートのサービス付きとは!
私好みの素敵なくつろぎの空間ができちゃって
まるで「然々」の姉妹店みたい?
海浜公園通いがますます楽しくなりそう。
コーヒーブレークの後は森の中の散策路を巡って
季節の花々で癒されたりして・・。
「みはらしの丘」は、冬の間中覆われていた
養生シートが外されて一面淡い緑色に。
ネモフィラの開花が待ちどうしいですね。
これから先の海浜公園は
スイセン〜菜の花〜チューリップ〜ネモフィラと続く
華麗な花のリレーが楽しめる
一年で最も美しい季節を迎え
ますます目が離せなくなりそうです。
そんなわけで本日は、8,900歩でした。
龍ヶ崎市方面へ [歴史・レトロ・旅行]
今日は小雨模様の中
市民交流センターの休館日を利用して
「NPO法人未来ネットひたちなか・ま」の関係者20名で
「龍ヶ崎市民活動センター」へ研修に出かけました。
わたしゃ〜長いこと茨城県に住んでいながら
まだ龍ヶ崎には行ったことがないんですよ。
途中、阿見町にある「予科練平和記念館」を見学。
「七つボタンの予科練」に憧れて
高倍率の厳しい選抜試験に見事合格し
日夜過酷な訓練に耐え抜いたものの
迎えた運命の太平洋戦争では
愛するお国のために悲惨な末路をたどった
数多くの優秀な若者たち。
当時の様子を生々しく伝える遺留品の数々。
こんなことが実際にわずか数十年前に起こったとは!
まるで時が逆戻りしたようでした。(涙)
館内は撮影不可でしたが
屋外の格納庫には近年制作された
「ゼロ戦」の実物大の復元模型が!!
こんな小さな戦闘機で、遥かに物量に勝る米軍と
真っ向勝負を挑んだとは!(◎_◎;)
見学記念に「海軍カレー」を購入してきました。
ランチは牛久市の「坂東太郎」で。
これに、うどんorそばが付いては食べ過ぎ〜〜!!
目的の「龍ヶ崎市民活動センター」は
廃校を利用したほのぼのとした施設。
広いスペースを存分に活用され、とても羨ましい限り。
センター長さん始めスタッフの皆さんの自然体での
対応にも癒されて、和やかな交流ができました。
帰途、牛久市の落花生専門店「いしじま」へ。
巨大な落花生の野外オブジェが目印です。
新横綱・稀勢の里の出身地だけに
至る所にお祝いメッセージが!
店内はもちろん〜豆・豆・豆尽くし!
気が付けば、4種類も買ってしまいました。
帰宅してから豆菓子をつまみだしたら
梅味〜胡麻味〜抹茶味〜トマト味と
次々手が伸びちゃって
♫〜もう、どうにも止まらない〜♬
かきフライは、かき小屋に限る? [料理・食材・グルメ]
ニッチな時間を利用して、大洗へランチしに。
そうしたら予想通り、ポカポカ陽気の日曜日とあって
海なし県(多分?)からとんでもなく大勢の観光客が!!
当然ながら駐車場所がなかなか見つからず
大洗漁港付近をぐるぐる&ぐるぐる。
大人気「かあちゃんの店」の前では
長い行列がぐる〜っと店を取り囲んでいました。
それでも大洗を知り尽くした私なので
知る人ぞ知る駐車場所を見つけて
お目当の「かき小屋」に入ると〜店内は超満席!!
狭い通路をすれ違うのもままならぬほどでしたが
そこは通い慣れた強みで
直ちに空き席を確保できました。
初心者のみなさ〜ん!
注文の前に、まずは座席を確保しましょうね。
それとお茶、お手拭き、ソース、その他小道具類は
セルフでの調達をお願いしますよ。
もちろん、食後の片付けもセルフでね。
久々の「かきフライ定食」が、ど〜〜んと鎮座!
幾多の難関を乗り越えて?ゲットできただけに感無量。
いつもの1.5倍はありそうな”ジャンボかきフライ”に感動!
どんぶりご飯は無理かな?と思っていたのに
勢いで完食出来ちゃいました〜!!
浜焼きの煙漂う雑踏の中
周りの知らないお客さんたちを巻き込んで
ワイワイガヤガヤ騒ぎながらの
野趣溢れる楽しいひと時。(*^_^*)
”目黒のサンマ”じゃないけれど
「かきフライは、かき小屋に限る」?