水族館で見たかったものは? [自然・生物・環境]
先のノン・ブラック展で、クラゲを描いた作品に触発され
急に大洗水族館へ行きたくなりました。
まだ夏休み前なので空いてるし、撮影するのもラクチン。
現在は「世界の大カメ展」を特集しています。
1850円というお高い入場料を払って中に入ると
円筒水槽にシルバーメタリックのイワシの大群が回遊中!
一気に目の覚める素晴らしい光景です。
お目当の「クラゲコーナー」で多彩なクラゲたちとご対面。
大きな傘をぷかぷか動かして、水槽の中を無駄に泳ぎ回る
脱力系水生生物〜クラゲちゃん。
客が少ないのをこれ幸いと、気の済むまで撮りまくっちゃった。
一口に「クラゲ」とは言っても、その姿形はまるで千差万別。
ふにゃふにゃして、まるでつかみどころがありませぬ。
次に向かったのは「チンアナゴ」の水槽。
♫〜チン、チン、チンアナゴ〜♩などと
館内に応援歌?が流れるほどの人気ぶりのせいか
しばらく行かぬ間に水槽がぐ〜〜んと大きくなっておりました。
無数のチンアナゴたちが、砂の穴から出たり引っ込んだり
なんとも能天気&ユーモラスな生態がたまりません。
外敵から身を守るために体得したらしい
臆病もののチンアナゴ君ならではの
「砂もぐりの術」?を、心ゆくまで堪能できました。
結局、私が水族館で見たかったのは
威勢の良いサメやイルカなどではなく
やる気のなさそうなクラゲとチンアナゴ 。(◎_◎;)
大展覧会から解放され、すっかりリラックスできました。
丹治カツイ陶芸展 [展覧会・ギャラリー]
今日は久々の完全オフ日。
なので、ノン・ブラック会員で陶芸作家の丹治カツイさんが
7/9から開催している個展を見に行きました。
会場は国道349号を北上した
常陸太田市郊外・春友町の山の中にある
市営の「春友手づくり工芸センター」で
敷地内に点在する幾つもの裸婦像が、優しく迎えてくれます。
展示室には、これまで丹治さんが制作してきた
様々な作品が整然と並んでいました。
中でも、陶片で作られた大きな平面作品が目を引きます。
こちらはピカソの作品(道化師かな?)を陶片で構成したもの。
大型の花器や壺類も本格的な出来栄えで
絵付けや意匠にも並々ならぬ気迫が感じられます。
会場の一角には、日立市の国指定登録文化財「共楽館」を
陶芸手法で手間隙かけて作り上げた力作も。
今更ながらに、丹治さんの卓越した技量と
アートな感性&遊び心には圧倒されてしまいました。
こんな凄い作家が我が会におられたとはねえ!
会期は7/29(土)まで。月曜日は休館です。
帰り道、「道の駅・ひたちおおた」に立ち寄ったら
”オープン1周年”の看板が掲げてありました。
疲れている時は甘いものが食べたくなるもの。
気がつくと、大好物の豆大福がカゴに入っておりました。