久々の週末アート三昧〜初日 [展覧会・ギャラリー]
金曜日は朝から嫌な雨〜!
それでもめげずに高速バスに乗って上野に到着すると
あら不思議?雨がピタリとやんでくれました。
公園内の色鮮やかな展覧会の告知看板を眺めながら
お目当ての東京国立博物館へと向かうことに。
見たかったのはこちら〜
天才仏師・運慶の過去最大規模という企画展です。
平日のぐずついた天気にもかかわらずこの有様!
大都会の文化水準は凄いですねえ。
運慶が手がけた様々な巨大仏教彫刻を
贅沢にも至近距離で前から後ろから拝観できて
ホンモノだけが放つ特別のオーラを
ビシビシと全身に浴びてきました。
次いで向かったのは六本木の国立新美術館で開催中のこちら。
敬愛する世界的建築家・安藤忠雄の大掛かりな展覧会で
しかも、同美術館開館10周年記念展という力の入れようです。
雑誌でしか見たことのない代表作「光の教会」が
巨大な原寸大作品として再現されておりました。
約7000万円もの建築費をかけて。
ぶ厚いコンクリート壁に十字のスリットを設けただけ
というシンプルな構造なのに凄過ぎます〜!
(ここは撮影OKでした)
広い会場の中央には「直島プロジェクト」を
美しい映像で紹介する
インスタレーションのスペースも。(ここも撮影OK)
そうしたらすぐ後ろの方で
テレビで聞き覚えのある大阪弁が聞こえるけど?
もしかして〜と振り向いたら、な・なんと〜
そこにはナマ安藤さんがおられるではありませんか!?
Σ('◉⌓◉’)
感激しました〜こんな偶然ってあるんですねえ。
たまたまこの日は夕方5時からギャラリートークが
行われるのでお見えになっていたんです。
すぐ目の前で繰り広げられる気取りのない
ギャラリートークを存分に拝聴できて幸せでした。
「ここにおられる皆さんはきっと長生きしますよ。
わざわざお金と時間をかけて展覧会を見に来るという
『好奇心』をお持ちなのですから」だって。
宿泊はミナト横浜の「馬車道」にあるいつものホテル。
界隈には明治・大正期のエキゾチックな建物が
幾つも並んでいるワクワクするような環境です。
晩飯はホテル近くの小洒落たイタリア料理店で。
出てくる料理もアートな感じでした。
東京から横浜まで東海道線を利用したら
名物の退勤ラッシュに巻き込まれて大変な目にあいましたが
これもまた良い経験。
「いつまでも好奇心を持ち続けようね」と
自分に聞かせたのでありました。