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特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」が圧巻! [展覧会・ギャラリー]

3月2日(金)は、今回の目的である真言密教の寺院
京都・仁和寺の名宝を公開中の同展を見るべく
上野の東京国立博物館へ。
30分待ちということで平成館前には長蛇の列が!

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やっと会場に入れましたが、もう熱気ムンムン。
平日にもかかわらずこれだけの客が押し掛けるなんて
さっすが〜大東京ですよねえ。(*^o^*)
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第1会場の方は弘法大師・空海ゆかりの古文書や
絵図など、国宝・重要文化財がメイン。
同じ日本人なのに
流暢過ぎる筆跡で何が書いてあるのか
全く理解できない文書を見て回るのはかなり疲れるもの。

第2会場は一転、秘仏や本尊含む約70体もの仏像がワンサカ!!
こうでなくちゃ〜!一気に元気がでてきました。
中でも一般には非公開の観音堂が展示室内に再現され
しかも、なんと〜ここだけが撮影OKとは!

お堅い国立博にしては画期的な計らいに
皆さん大興奮の面持ちで撮りまくっておりました。
凄まじいばかりの仏の群像に思わず鳥肌立っちゃった〜!

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仏たちが並ぶ須弥壇裏の回廊も
しっかりと再現されており、荘厳な雰囲気でした。
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これ以外は撮影できませんでしたが
パンフに載っている巨大な千手観音が圧巻!

通常、”千手”とは言っても
実際に千本もの手があるわけではありません。
数十本でも”千手”とみなしているのです。
ところがこちらの観音像は
マジで千の手と、千の眼、十一の顔を持つ
現存最古の千手観音菩薩座像(国宝)なのです。
近くで見ると様々な構造上の工夫がなされており
困難にめげない仏師の強い意気込みを感じました。
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そんなわけで、超お得な展覧会でした。
会期は今月11日まで〜なんとか間に合ってよかった。

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