天志良波神社とは? [歴史・レトロ・旅行]
ノン・ブラック代表の大石展子先生宅(常陸太田市白羽町)には
しばしば所用でお邪魔しているのですが
途中凄く気になる神社があるのに
歴史大好きを自認する私にしては珍しく
なかなか立ち寄れなくて、先日やっと実現しました。
その名も「天志良波(あめのしらは)神社」〜!
神社名に「天(あめ)」の付くのはこの辺では珍しく
創建時期は不明ですが、私の拙い知識によれば
大和朝廷成立以前にまで遡る古社かも?
(奈良県には「天」の付く神社が数多く存在します)
「白羽(しらわ)」という地名もどこか謎めいてますよね。
国道349号から「白羽スポーツ広場」に向かう道路に入り
しばらくするとこちらの看板があるのですぐわかります。
車を路駐して細い道を歩むと
その先には最近立て替えたらしい黄色の鳥居が。
石段を登ると古い石灯篭のある広場があり
さらに次の石段を登ると目の前に社殿が現れます。
広い境内は巨木に覆われて鬱蒼としており
かなりすり減った石段にも歴史を感じます。
白羽地区の氏子さんがしっかり管理しているようで
昇り旗や国旗が掲げられておりました。
ネットで調べたところ
ご祭神は天白羽命、天之志良波神という
古事記にも登場しないマイナーな神様ですが
「白羽」とは衣服を意味するそうで
衣服の神、麻の神、音楽の神・・として崇敬されているとか。
銅葺きの立派な本殿の中には
一体どんなご神体が安置されているのやら??
境内には「女人講中」という石碑が
忘れ去られたように打ち捨てられておりました。
実は面白いことに、常陸太田市には他にも
「長幡部(ながはたべ)神社」という名前の古社があります。
「長幡」とは絹織物の一種・あしぎぬを指す言葉で
「長幡部」とはそれを織る技術集団を表すそうな。
いわゆる「部の民」で、古い文献によれば渡来系氏族とも。
合併以前には「機初(はたぞめ)村」も存在するなど
常陸太田市は古代より衣服や織物に関係のある集団が
居住していたようですね。
もしかすると、謎の渡来氏族・秦一族かも?
幡と秦〜読みは同じですしね。
でも末裔たちはその後どうなっちゃったの?
県内には結城市のように絹織物の町もあるのにねえ。
常陸太田市の古代史に俄然興味が湧いてきました。
2018年4月第4週の然々教室 [アート・カルチャー]
本日の教室には、Sさん、Oさん、Nさんの3名が参加。
大開口窓からの緑滴るスペシャルな景色に囲まれた
空間を独占して、とてもリッチなひと時を過ごせました。
今月のテーマは〜ドライローズ。
少人数で気合十分に取り組んで頂けたせいか
上々の出来栄えになりました。
モチーフに使用したバラは、お持ち帰りOKということで
お得な教室ですよね。(*^_^*)
少し早めに完成したので
皆さんとたっぷりお話することができました。
帰り際にオーナーから見せて頂いた
4/11付の毎日新聞茨城版には
我らが「然々」が特大サイズで掲載されているでは!
私が撮ったのと同じ位置の写真も!
こんな素晴らしい環境のもとで
気軽に絵画教室を続けていられるなんて
改めて、オーナーさんに感謝です!
来月は5月11日(金)に合同で野外スケッチ会を
開催します。詳しくは教室で配布した資料をご覧下さい。