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ご近所の霊的スポット〜sono2 [好奇心・謎解き]

今回は、ひたちなか市十三奉行〜部田野地区にある

「首塚」と「和尚塚」をご紹介。


勝田から那珂湊方面へ通じる県道108号線沿い

西赤坂地区のこんもりとした木立に囲まれたところに

その名も禍々しい「首塚」があり、市指定史跡となっています。

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幕末の水戸藩主義主張の全く異なる尊王攘夷派(天狗党)と

佐幕派(幕府軍)が県内各地で戦闘を繰り返したものの

追い詰められた天狗党が最後の拠点として

水戸藩内で最も繁栄を誇っていた那珂湊に集結。

特にこの付近(部田野原)では激しい血みどろの長期戦が

繰り広げられて天狗党は壊滅的被害を被ったそうで

約150年前は死体が累々だったことでしょう。

戦死した”幕府軍兵士”の首を集め「忠勇戦死之墓」として

手厚く葬ったのがこちらの「首塚」なのでした。

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一方、大きな墓石の後ろには

隠れるように天狗党員(敵方)の小さな墓があり

現在も子孫が欠かさず供養をしているようでした。

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でも、私的にはこちらの方が不気味。σ(^_^;)

「首塚」と道路を隔てて反対側にも

昼なお暗きワケありの屋敷林があり

人の気配がないので好奇心の赴くまま入っていくと・・?

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大震災で転倒したままかと思われる大きな石碑が?

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殆ど人が立ち入ってないのか辺りは蜘蛛の巣だらけ。

かき分けながらさらに進むと空家が2棟?

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こちらの建屋の軒下左手には何故か釣鐘が??

グーグルマップで調べたら「成就庵」との記載あり?

もしかして個人が運営していた仏教施設が何らかの事情で

空き家になってしまったのかも?σ(^_^;)

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さらにご近所には、平らな畑地の中にポツンと目立つ

まるで古墳のような木立の生い茂った場所があります。

通称「和尚塚」と呼ばれているのですが

文献を調べても由来が定かではありません。

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石段のある入口から足を踏み入れると

そこはほとんど〜霊・的・空・間??

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そこには「天狗勢稲荷山陣地跡」と刻まれた真新しい石柱と

倒れたままの石鳥居、石灯籠が散乱し

辺りは侵入者を拒むかのように

幾重にも張り巡らされた蜘蛛の巣が!!

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塚の頂部には落ち葉に埋もれかかった石祠とお狐様。

稲荷神社が鎮座するから「稲荷山陣地」と命名したようです。

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そのあと、逃げるように車を運転していたら

ひえ〜痒い、かゆい、カユイ!!

両腕と顔を10個所近くも蚊に刺されておりました。

おまけに頭髪には蜘蛛の巣も。

それでも好奇心の赴くまま霊的スポット巡りをやめようとしない

自遊人・SONOでした。(*^ω^*)


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コメント 2

yucky

ひたちなか市は結構ぞわっとくるスポットがあるのですね。
暑い日でも一気に体温が下がりそうな場所…
こうして画像で見る分にはワクワクですが
実際行くには勇気がいりますね~(^^;)
旦那に蚊取り線香というあだ名をつけられるほど刺されるので
行ったら大変なことになるかも?
by yucky (2017-09-28 21:24) 

sonochan

yuckyさん
ヤブ蚊と一緒にヘンな霊がついてくるかもしれませぬ。
ブログを眺めるだけにしてくださいね。
市内には他にも気になるスポットがあるので、乞うご期待!?
by sonochan (2017-09-29 00:18) 

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