プロムナードコンサート [アート・カルチャー]
今日は水戸芸術館で開催の、パイプオルガンによる
「プロムナードコンサート」が聴きたくて出かけました。
毎月定期的に、週末に2回ほどやっており
無料で自由に参加できるのですが
なかなかタイミングが合わなくて〜ホント久しぶりのこと。
本日の演奏者は、東京芸大4年の内田光音さん。
名前からして女性かなと思っていたら
スリムで大人しそうな感じの青年でした。
曲目は、ロイプケのソナタ??
ロイプケ?〜全く聞いたことのない作曲家だけど・・。
定刻となり、頭上の演奏台に登場した内田さんが
マイクで作曲者と曲目の解説をしてくれたのですが
残念ながらよく聞き取れませぬ。
ところが演奏が始まると
大人しそうな青年のイメージが豹変!!
体全体を使って熱く雄々しく演奏しているでは?!
20分ほどの演奏でしたが
水戸芸術館自慢の巨大パイプオルガンの醍醐味を
存分に味わうことができました。
演奏後、何事もなかったような表情で
飄々と客席に姿を現した演奏者は
元のイメージ通りの大人しそうな青年だったので
その落差に改めてビックリでした。
せっかくなので「現代美術ギャラリー」に入ろうとしたら
次回展(12/17 から開催)の準備中とかで残念。
今の期間だけ、夜になると
美しくライトアップされるタワーを見上げて
名残惜しく帰ることに。
【おまけ】
気になるので「ロイプケ」をネット検索してみました。
ユリウス・ロイプケ(1834-1858)はドイツの作曲家で
ピアニスト、オルガニスト。父はオルガン製作者。
ピアノの巨匠・リストに師事するも
その2年後にわずか24歳で結核のため死去。
短い生涯ではあったが
時折演奏会で取りあげられる「ピアノソナタ」や
彼の代表作であり
19世紀オルガン作品の最高傑作の一つとされる
「詩篇94番によるオルガンソナタ」(本日の演奏曲目)
などの作品を残している。
帰宅後、私もナンチャッテ絵描きに変身?して
新作のキャンバスと熱く格闘しましたが・・。(笑)