ガルパン徘徊〜大洗神社へ [好奇心・謎解き]
ガルパンの足跡を辿って
ついに聖地中の聖地である大洗磯前神社へ。
やや薄暗くなってきたのですが
ここにも若い男女や男性グループなどが
けっこう来ておりました。
拝殿脇にジャンボ絵馬が2枚立ってるけど?
一つは年末恒例の干支の絵馬。
酉年にちなんで、一対のニワトリが
日の出の太陽と荒波を背景にして
大きく鮮やかに描かれております。
その左手にはやはり
メンバー総出演の「ガルパン・ジャンボ絵馬」が!
ガルパンの勢いは商店街のみならず
聖地・大洗神社にまで進出しちゃったのですねえ。
吊り下げられた膨大な数の絵馬を見て回ると
イラストや漫画系の絵馬が増えてきましたが
左手のブルーのは「ガルパン絵馬」でした。
さらによく見ていくと、なんと〜そこには
「大洗の虚舟(うつろぶね)の謎が解明されますように」と
どんぶり型の「虚舟」が描かれた絵馬があるでは?!
どうやら虚舟が漂着したのは
鹿島灘の波崎海岸だけでなく
ここ大洗海岸という説もあるんですねえ。
パワースポットとして全国的に有名な神磯には
「西暦856年に2柱の神様(大己貴命、少彦命)が
降臨され、大洗神社と酒列神社(ひたちなか市)に分けて
お祀りした」ということで、詳細な内容が古文書に
記載されているほどですから。
先日、愛読者で大洗町在住の「ポテト姫」様から
「大洗神社の近くに『茶釜神社』というのが実際にあり
「うつろ舟」と何か関連があるのでは? 」
というコメントを頂いたのを思い出しましたが
「虚舟」の形が「釜」に似ているからかなあ?
早速、境内にある「茶釜稲荷神社」に立ち寄ってみることに。
社の近くには「大甕磯神社」と刻まれた石碑が?
もしかして日立市の大甕神社と何か関係があるのかなあ?
「釜」と「甕(かめ)」はよく似た形だしねえ。
虚舟=釜=甕〜という図式に?
風化して判読しにくいのですが、こちらの石碑には
左から「大甕磯神社」「茶釜稲荷神社」「櫛形山神社」
の文字が刻まれており、本家?の茶釜稲荷神社に
他の2社が合祀されているようでした。
由来がまるでわからず、もはや調査はこれまで。
大洗神社の鳥居から望む太平洋。
漂着した虚舟と大洗神社の御神体
まるで時代が違うけど、類似のSF的事件なのかなあ?
なんだか不思議な気分になりました。
ガルパンを追いかけていたつもりが
いつの間にか「虚舟伝説」にすり替わっておりました。
知的徘徊?楽しかったですよ。