大洗曲松の路地裏社寺巡り [好奇心・謎解き]
「曲松のれん街」の途中から狭い路地に入ると
突き当たりの小高い丘の上に
西福寺の本堂が見えてきます。
広い境内には堂々たる構えの本堂のほか
多数の関連施設が立ち並び
右手には北関東三十六不動尊霊場
第二十八番札所となっている「開運不動尊」も。
お堂の右手斜面の山道に架かる朱塗り鳥居を
くぐっていくと
周囲を小さな池に囲まれた可愛い弁天堂が。
さらに山道を登り詰めていくと質素な「金比羅神社」が。
付近はかなりの高台で
海が一望できる眺めのよい場所です。
金比羅神社から急な石段を降りると
元の狭い生活道路に通じています。
大きな建物の裏手を通ると、なぜか酒粕の匂いが??
なんと〜そこは「月の井酒造」の裏手にあたるのでした。
途中、犬飼稲荷神社という珍しい名前の神社が
あったので、赤い幟に誘われて立ち寄ってみると。
社殿の前に何やら張り紙が??
「突如、御本尊様が不明となったので
心当たりの人?は返して欲しい」
という切迫した内容でした。
管理の行き届かない社祠から御本尊が盗まれたり
石像が破壊されたりという事件はよく聞きますが
まさかこんな近くでも起こっていたなんてねえ。
氏子の皆様にはホントお気の毒です。
そんなわけで、神の使いであるおキツネ様の
表情もどこか元気のないご様子でした。(涙)
小さなエリアをちょこっと徘徊しただけで
いろんな場面に遭遇しました。
知的徘徊はボケ防止にも役立ちますよ〜きっと!