「水戸藩別邸・夤賓閣展」の搬入完! [展覧会・ギャラリー]
8月7日(月)夕方、市民交流センター脇に4トントラックが横付け。
ギャラリー担当の私も立ち会う中
荷台から畳2枚分もの大きな木製模型が下ろされ
8人の男たちの手で慎重に
コミュニティギャラリー入口に運ばれました。
いったい何事かと様子を見守る通行人も。(*☻-☻*)
入口自動ドアは狭いため斜めにしないと入らないので
特に注意深く上と下から支えて無事に搬入完了。
思わず拍手が湧き上がりました〜!
模型は江戸時代、風光明媚な高台(現・湊公園)に
水戸光圀公の命により建築された水戸藩主の別荘で
幕末に水戸藩の内乱により惜しくも焼失した
「水戸藩別邸・湊御殿 夤賓閣(いひんかく)」の縮尺1/30
約1.8m四方の堂々たる白木の復元模型で、今年3月に完成。
今回特別にコミュニティギャラリーで、2週間にわたり
初公開されることになりました。(主催;夤賓閣復元研究会)
奇しくも前日、野外スケッチ会の下見のため
水戸藩別邸の名残を留める老松と
「夤賓閣跡」石碑を訪れていた私には感無量でした。
模型の制作者は水戸市在住の横山雄一郎さん。
古建築模型作りを得意とする横山さんが手がけた
精巧な清水寺や東大寺大仏殿、羽黒山五重塔
村松虚空蔵尊仁王門も同時に展示されます。
その他、夤賓閣や江戸時代の那珂湊の絵図面など
普段はなかなか目にすることのできない貴重な史資料も。
旧町名に「御殿山」の名を留める天然要塞・湊公園と
眼下を流れる那珂川を、水戸藩がどのように利用してきたかを
窺い知ることができ、大変興味深いものがあります。
もしかして夤賓閣は、軍港を持つ水戸藩の出城だったのでは?
下の俯瞰図を見たら類推したくなりますよね。
会期は8/9(水)〜8/21(月) の2週間。 但し、8/15(火)は休館日。
開館時間;10~20時 但し、最終日は16時まで。
普段は絵画や写真、工芸品などアート作品の展示に利用されている
コミュニティギャラリーが、期間限定で幕末歴史資料館に大変身!!
この機会に、水戸藩随一の商港として栄えた那珂湊の歴史に
思いを馳せては如何でしょうか?
湊公園で野外スケッチの下見 [アート・カルチャー]
そろそろ9月の野外スケッチ会の場所を決めなければならないので
猛烈な暑さの中、候補地のひとつ「湊公園」へ立ち寄りました。
水戸藩の別邸・い賓閣(いひんかく)跡の石碑が立つこの場所が
観光案内にも載っている最もポピュラーな景色ですが
あいにく日差しを遮る立ち位置がないため断念。
なので、別の方角から丘上の木陰に陣取って
老松と園内で最も高い日和山を一緒に収めることに。
こちらが日和山の頂上。
昔の人は見晴らしの良い高台から海の様子を観察したそうな。
目の前には那珂川に架かる海門橋が一望できます。
日和山から下ったこの辺りは、東屋〜銅像〜老松が
うまい具合に並ぶ、と〜っても絵になる場所。
同じ場所で、以前こんなのを描いたことが。
こちらからの景色もなかなかいい感じ。
南側崖面に自生する市指定天然記念物「イワレンゲ」の
植栽場所もあるなど
コンパクトながら見所の多い湊公園です。
そんなわけで
9月8日(金)の「然々・野外スケッチ会」は湊公園に決定!
孫と一緒に那珂湊巡り [ライフスタイル]
前夜の八朔祭り見物から一夜明けて
今日は上の孫くんだけ連れて〜磯崎海岸へ。
ここは5月の然々教室で野外スケッチを行った場所。
駐車場は無料だし、目の前には白亜紀層の岩場が広がっており
お弁当を食べたり、カニやイソギンチャクを採ったりと
お金をかけずに好きなだけ磯遊びするには絶好の穴場。
大人たちも童心に帰って楽しんでいました。
そんなGGの思惑に反して
孫くんは軟弱な?磯遊びよりも
男らしい”土木作業”に興味があったみたい?
熱烈な”ちびっこ鉄道ファン”なので
今度は湊線に乗せることに。
那珂湊駅から阿字ヶ浦駅まで行って戻ってくるだけの
わずかな乗車体験でしたが、喜んでもらえました。
終点・阿字ヶ浦駅ホームで記念撮影!
夏休みのせいか若いお客さんが多かったかも。
再び那珂湊駅に戻ってくると
普段はなかなか姿を見せない駅猫・おさむくんが
ベンチで悠々と寝そべっているでは?
女の子たちにナデナデされて気持ちよさそう。
孫くんも恐る恐る貴重な体験ができました。
改札を出ると、みなと源太さんがライブの真っ最中!
隣の女性が手にしている板切れは打楽器だそうな。
他にも湊鐵道応援団の佐藤団長や
湊線専属写真家の船越さんにもお会いできました。
暑い中でのボランティア活動ご苦労様です。
湊線とお別れをする孫くん。
実家での楽しい思い出になったかなあ?
今宵は「みなと八朔まつり」へ [祭り・イベント]
夕方、娘と孫を連れて「みなと八朔まつり」を見物に行きました。
300年を超える個性的な祭礼で、見るたびにワクワク〜!
派手なパレード形式の今風な 「水戸黄門祭り」よりも
伝統を重視する八朔祭りの方に惹かれます。
孫くんも、初めて見る時代絵巻のようなお祭りに圧倒されたのか
道路に正座して見入ってしまうほど。同年代の子どもたちが
祭りに参加しているので余計気になるのかもしれません。
以下、セレクト画像をアップしていきます。
天満宮から「神幸祭」の長い行列がやってきました。
祭りを取り仕切る今年の年番は〜和田町。
行列の露払いは「六丁目の獅子(ささら)」から。
笛や太鼓を奏でながら通過していきます。
その後を旅芸人みたいな衣装で着飾った謎の美女軍団が?
手にした錫杖で地面を突いて道筋を清める役目だとか。
祭りの主役・天満宮の御神体を奉斎する神輿が登場!!
長い行列の最後尾は「元町の弥勒(みろく)」。
日がとっぷり暮れると旧市街地の大通りは
綺麗どころを満載?した何台もの華麗な山車(屋台)が
大太鼓、小太鼓、笛、三味線、鉦などの演奏で
艶っぽいお囃子をゆったりと奏でながら練り回るという
非日常的光景が夜更けまで繰り広げられます。
そんな中、ひときわ豪華な釈迦町の山車を見上げていたら・・
三味線を弾くご婦人から声を掛けられました。
そこには写真家・福田仁先生の奥様で
磯節保存会の佑子先生が微笑んでおられました〜!
明日2日目は午前6時から那珂湊漁港の一角で
「神輿のお浜入り」が行われますが、こちらは無理かも?
我が家は託児所or民宿?? [ライフスタイル]
二日前から、大阪の娘が孫くん2人を連れてやってきたので
我が家はほぼ〜民宿or託児所状態に。
お絵描きに夢中の兄ちゃんは5歳児。
立派な体格になりました。
プラレールに見入る弟くんは8ヶ月。
大らかな性格なので、世話がとてもラク。
ぷくぷくしてとても可愛い〜孫の手 (*^o^*)
兄ちゃんのリクエストで水戸市内へ行くと
「水戸黄門祭り」の飾り付けがにぎやか!!
南町1丁目の「黄門そば」が大のお気に入り。
♩あ〜らっしゃい〜イラっしゃい〜あ〜〜!という
オーナーの奇抜なウエルカムコールに苦笑い。
大人並みにたらふく平らげました!(◎_◎;)
墓参りしたり、那珂湊のお魚センターへ行ったり
磯崎海岸では磯遊び、自宅ではセミ取りなどして
夏休みを謳歌するお兄ちゃんでした。
さ〜て、明日は何をしようかな?
今度は双風展のキャンペーン [展覧会・ギャラリー]
先回は「ノンブラック展」のための水戸市内キャンペーンを
行ってきましたが、今日は来月の「第8回双風展」に向けて
大石代表を含む4名で、またまたローラー作戦をしてきました。
旧三の丸県庁舎からスタートし
界隈の朝日、毎日、産経、読売、日本経済新聞
さらにはNHK水戸放送局などマスコミ各社や
県立図書館、常陽芸文センター、さらには水戸芸術館にも。
芸術館では夏休みにふさわしくこんな光景が!
噴水広場が子どもたちの憩いの場になってます。
泉町3丁目の「タキタ画廊」は
あいにくの店休日なのでポスティングのみ。
隣の老舗うなぎ店「ぬりや」のランチは
高級過ぎるので、横目で見て通過するのみ。
繁華街の中央ビルから芸術館に至る一方通行の路地は
昭和の香り漂う”生活感丸出しストリート”?
世界的指揮者・小沢征爾氏のコンサートが行われる
セレブなホールのすぐ近くで、時には場違いな
”ど演歌”が流れてくるというミスマッチが楽しいです。
先月「ノン・ブラック展」を行った県民文化センターでは
「茨城二紀展」を開催中。
いくつもの不思議な作品に出合いました。
ランチは前回と同じく西原の「漫画喫茶・ミトミ」で。
本日のおすすめ「ジンジャーハンバーグ」に舌鼓。
愛情たっぷりの手作りハンバーグには家庭の味を感じるなあ!
今回は特に気合を入れて笠間市内にも足を伸ばし
笠間市役所から日動美術館、県陶芸美術館へも。
再び水戸に戻り
茨城新聞社と茨城朝日で締め括りとなりました。
ひたちなか市内のいつものカフェで打ち上げ。
疲れた体に贅沢スイーツが染み入ります。
一週間後には、福島県いわき市方面を回る予定。
展覧会に至るまでの道筋は結構険しいものです。