今年最初の「週末東京アート三昧」へ [展覧会・ギャラリー]
昨日のとんでもないお天気から一転!
それなりに好天なのですが、空気が冷たくて
“早春譜”でも口ずさみたくなるほど。Σ('◉⌓◉’)
ただいま高速バスで東京へ移動中。
今年最初の”週末東京アート三昧”です。
あらら〜都心に近づいてきたら
斜め前方に冠雪の富士山が見えました!
先ずは息子を呼び出して、銀座でランチしてから
上野の国立博物館で開催中の「仁和寺展」へ。
続きは明日の帰宅後にアップしますね。
わおぅ〜!仁和寺展は入場待ち30分という事で
平成館の前は長蛇の列です。
こんなに人気があるとはねえ。(*^_^*)
青春真っ只中〜高校生Artの会作品展! [展覧会・ギャラリー]
大変お待たせしました〜!!
今年も水戸市とひたちなか市の4つの高校
(啓明、水城、勝田、勝田工)が共同企画した
第4回目の若さ溢れるアートの祭典がやってまいりました。
昨日は、夕方5時から各校美術部員と顧問の先生約25名が来館。
閉館の午後8時近くまでかかって多数の力作を展示しました。
ギャラリー担当の私としても、こんなに気合の入った
展覧会のお手伝いができて感無量です。
会場の様子をちょこっとだけお見せしますね。
入り口付近には各校自慢のパワフルな大作がお出迎え。
数多くの大小作品が持ち込まれ
全部展示できるかと心配させられるほどでしたが
何とか収まりました。
今回、特に私が惹かれたのが中央奥にある肖像画。
荒削りなれど、憂いを秘めた少女の表情を見事に描写した小品。
これが高校生の描いた油彩画とは凄すぎます。
とても素晴らしい作品に出逢いました〜!!
今回も移動パネルを3枚増設。ユニークな作品が並びます。
女の子らしいイマ風のイラストが楽しい!
ピカソのゲルニカをモデルにしたらしい不思議な大作も。
平面だけでなく立体作品も2点出品されています。
こちらは学校のシュレッダーから出た紙片を
固めて作った女生徒の作品だそうです。
明日21日(水)午前10時からオープン〜夜8時まで開館。
・最終日の26日(月)は午後4時に終了です。
会期中は連日午後5時まで
各校の美術部員と顧問の先生が交代で
皆様のお越しをお待ちしております。
高校生たちの素晴らしい作品の数々を
ぜひ会場で直接ご覧ください。
金魚モビールとトールペイントのコラボ展 [展覧会・ギャラリー]
勝田駅前のコミュニティギャラリーで始まりました〜!
売れっ子作家・鶴田幸夫さんと寺木久美子さんが
それぞれに主宰する「金魚モビール」と「トールペイント」。
なんとなんと〜今回はそんなお二人による
豪華なコラボ展が実現したのです!
会場に足を踏み入れると、そこはまるで別世界〜!
多忙な寺木さんが講師を務める県内のいくつもの教室から
多くの生徒さんが作品をどっさり持参されました。
一方、鶴田さんはオープン後も手を休めることなく
天井や床に大小様々&色とりどりの
金魚たちを次々と吊り下げちゃったりして
展示するのが楽しくて仕方ないといった様子。
それにしても
エアコンの風にゆらゆらと泳いで楽しそうな金魚たち!
そんな中、お客さんが訪れると
持ち前のサービス精神を存分に発揮する鶴田さん。
気軽に金魚の作り方を教えてあげたり
愛らしい金魚をプレゼントしたりと
お客さんは大満足! (*^_^*)
これがホントの〜”きんぎょづきあい”?
会期は2/19(月)午後4時まで(平日は午前10~午後8時)。
金曜日からはトールペイントの寺木さんも登場予定です。
うまい具合に作家さんと出会えたら
なにか嬉しいことあるかも?
東中根団地で「趣味の作品展」開催中! [展覧会・ギャラリー]
ウチのお隣の団地「東中根団地自治会」主催による
恒例の「第15回趣味の作品展」が、今日と明日の二日間だけ
開催されるということで、午前中早速出かけてきました。
アーティストの多い?同団地住民が、日頃から手掛けた
様々なジャンルの作品が所狭しと展示され
早朝から大勢のお客さんで賑わっておりました。
出展者目録によれば、作品は写真、書道、水彩、油彩
絵手紙、人形、盆栽、アートクレイシルバー、手芸、工芸
さらには自作曲など盛りだくさん!
出展者は延べ135名と、住民総動員のパワフルな展覧会。
しかも今回で15年も続いているなんて凄すぎますよね。
展覧会場は住民の格好の交流の場。
作品の前で大いに盛り上がっておりました。
一方、古布を利用した多彩な和タぺストリーが並ぶ
「すみれ会」(会員21名)のブースは大の人気!
お客さんが多くて撮影できず残念でした。
ご存知・木村拓子さんの「トウモロコシ人形」のブースでは
妖艶な深川芸者衆が大挙してお出迎え!
知り合いの多い
「東中根団地デジカメクラブ」の力作もずらり〜!!
能面あり、バードカービングありと
芸達者な皆さんが住んでおられるんですねえ〜東中根団地は!
そして今回も期待の作品に出合いました!
田村誠司さんが手掛ける「動くおもちゃ〜オートマタ」。
精巧かつ遊び心溢れる作品には目が点に!!
二日間だけの展示では勿体ないので
ぜひともコミュニティギャラリーを利用して
より多くの皆様にもご覧いただけたらと思います。
今年も素晴らしい作品に巡り合えてよかった。
熱心にご案内頂いた
木村さん、倉田さんには感謝申し上げます。
「ノン・ブラック小品展」のお知らせ [展覧会・ギャラリー]
今年は2年に一度の「ノン・ブラック小品展」開催の年!
会場は、これまでの「ギャラリーサザ」から
「市民交流センター コミュニティギャラリー」に変わります。
本日出来上がったばかりのポストカードには
かつて現地でスケッチしたバラの名園
「旧古河庭園」が採用されました。
まだ2ヶ月も先のイベントですが
手始めに「コミュニティギャラリー」と「然々」に
応募要項用紙と共に設置しますので、ご注目のほどを。
小品展は会員だけでなく、一般の方でも出品できます。
こちらの応募要項をご覧の上、奮ってお申し込みください。
いよいよ2018年の
「ノン・ブラック」芸術活動がスタートしました。
蛇にブルガリ [展覧会・ギャラリー]
ちょうど一週間前、六本木ヒルズ53階の森美術館を見た後
大東京を一望できる展望回廊『東京シティビュー」を巡っていると
高級宝飾品ブランド「BVLGARI(ブルガリ)」の展示会場が?
高級ブランドとはまるで無縁な我々ですが
入場無料なので恐る恐る入ってみることに。
スーツバッチリの男性社員や多数のガードマンが
そこかしこで目を光らせている緊張感漂う会場内には
いわくありげな作品が並んでおりましたが
なんと〜それらの全てが私の苦手な
『蛇』をモチーフとしたものばかり?
例えばこの女性の舌は、もしかして蛇の舌?!
芥川賞作家・金原ひとみのデビュー作「蛇にピアス」にも
舌に二股の切れ目を入れる「蛇の舌」(スプリット・タン)の
記述が出てきますが、なんだかこわ〜〜い!!
こちらの極彩色の立体作品は
以前、森美術館で見たことのある
女性アーティスト「ニキ・ド・サンファル」の作品。
まるで日本神話に登場するヤマタノオロチ??
蛇を装飾に用いたヘビーな椅子も?
こちらは別の作家の布製の蛇ですが
一方ではユーモラスな大作絵画も。
会場の最後にはスポンサーであるブルガリ社の
超高級そうなバッグや宝飾品などが
ゴージャスなショーケースに鎮座しておりました。
よく見るとそれらには蛇の鎌首が!!
世のセレブなご婦人方はこんな不気味なデザインに
憧れるものなのでしょうか?
宝飾品に興味のない私には理解できませんでしたが
さすがにチャコ様は知っていたようでした。
後で調べてみたら以下の記述が。
「誘惑・再生・変容のシンボルである蛇は
何世紀にもわたって神話や伝説に登場し
人々を不思議な力で魅了してきた。
ブルガリはそんな魅力的な魔力を持つ蛇を
美しいゴールドや宝石で表現。
数々のブレスレットやウオッチを生み出している」云々
そういえば日本でも古来より、白蛇は神様のお使いとか
蛇の抜け殻を財布に入れておくと金運に恵まれる
などの言い伝えがありますよね。
干支にも「巳年」があるし〜妙に納得。
「ひたちなか・ま作品展」ついにオープン! [展覧会・ギャラリー]
昨日からコミュニティギャラリーで「ひたちなか・ま作品展」が
華々しく(多分?)オープンしました!
日夜、「市民交流センター」を運営している
なぜか芸達者な?スタッフ8名が集結。
年末年始の慌ただしい時期を多くの皆さんに楽しんでいただこうと
知恵を絞って企画した展覧会です。
入り口の真っ赤な看板は、昨年に引き続き
困った時のお助けマンこと・木村敏雄さんにお願いしましたが
とてもホッコリしますよね。
「写真コーナー」には高島洋平さん含む3名が出展。
中でも特に目を惹くのが
木村さんの大型モノクロ写真〜「畝(うねり)」
こんな非日常的風景がひたちなか市内にあったとは?!
そして、横須賀慶子さんの作品「友達になろう」も
市民交流センターで開催された「篆刻教室」のコーナー。
講師・飯塚暁雲先生と受講生13名の中には
五十嵐ノブ夫さん、佐藤貞夫さんも参加しています。
こちらにも横須賀さんによるアートな書道が!
海浜公園はじめ様々な場所で引っ張りだこで
連日超多忙な寺木久美子さんにも、無理にお願いして
トールペイント作品を出展して頂きました。
多芸多才な横須賀さんは、さらに折り紙作品も。
今展では写真・書道・折り紙の3部門で大活躍です。
「金魚モビール」と言えば〜ご存知・鶴田幸夫さん。
体育系の鍛え上げた筋肉質体型の男性にもかかわらず
どういうわけか繊細で器用な指遣いは、もはや職人芸!
このギャップに魅了される女性ファンも多いとか?
クリスマスと正月を美しく細やかに演出していただきました。
一方、軟弱者の私はといえば、大胆にも壁一面を占拠して
バードウオッチングならぬ「イケメン ウオッチング」を出展。
壁画調に仕上げた縦1.6m、長さ5.2mの油彩画で
”モノクロシリーズ”最後の作品です。室内の極度の乾燥のため
キャンバスの両端が反ってきたのが気がかり・・・。
最後のコーナーには
今年、市民交流センターで開催の”5大イベント”を
大画面によるスライドショーで手軽にお楽しみいただけます。
私が一眼レフで撮りまくった膨大な画像を、木村さんが
コンパクトに編集してハードと共に立ち上げてくれました。
本展は来年1月8日(月)まで2年越しでの開催です!
(会期中の12/26(火)と、12/29(金)から1/3(水)は休館)
みなさまぜひお立ち寄りくださいね。
不思議な絵画のトリック? [展覧会・ギャラリー]
週末に東京に出掛けたのは、こちらの展覧会が見たかったから。
前々から、レアンドロ・エルリッヒという
アルゼンチン人アーティストが手がけた
こちらのパンフに採用されている”建物の壁に忍者のように
張り付いている人々”〜の不思議な現代アート作品が
気になって仕方がなかったのです。
ところが今回うまい具合に世界初の大規模個展が
六本木の森美術館で開催されることに。
彼の作品の特徴は
「視覚的な錯覚や音の効果を用い、鑑賞者の常識に
揺さぶりをかけるような体験をもたらす」そうな。
全46点全ての作品が撮影OKで、そのうちいくつかは
実際に作品の中に入って?アートな体験が可能でした。
ワクワク気分で会場内へ足を踏み入れると
いきなり暗闇に遭遇〜!
何やら数隻のボートが水面に浮かんでいる?
と思いきや、水などどこにもありません。
日本初公開となる「反射する港」は、ボートの揺れを
コンピュータで計算し制作した立体作品だとか。
私たちは「ボートは水に浮いているものだ」という
思い込みを持つためそのように見えてしまった。
私たちがいかに固定観念を持って物事を見ているか
ということに気づかされる」とありましたが・・・?
「雲」という作品では
フランス、ドイツ、イギリス、日本といった
国や島の形をした雲がガラスに封じ込められている。
これにも深い哲学的意味が込められているそうですが。
本展のために制作された体験型作品「教室」。
荒廃した教室に鑑賞者が亡霊のように浮かぶ?
入場者は様々なトリックが仕掛けられた
数々の立体作品を巡っては
興味深そうに体験を楽しんでおりました。
「失われた庭」では
中庭の窓の向こうにもう一人の自分の姿が?
「試着室」も体験型作品。
鏡があるはずのそこには幾つもの同じ試着室が続いている。
この鏡の迷宮から、あなたは現実の世界に戻れるか?
鏡と椅子が整然と並んだ「美容院」では
鏡の向こうに別の現実が広がっておりました。
最後に辿り着いたのは彼の代表作で「建物」という
大掛かりな体験型作品。長い間憧れていた不思議な作品の
トリックにやっと触れることができました。
作品だと思っていたのは実は
巨大な平面鏡に映し出された虚像だったのです。
建物のファザード(外壁)を床面に
それを映しだす大型の鏡を約45度の傾きで配置することで
観客はあたかも建物にへばりついたり
落ちそうになりそうな姿を鏡の中で実現することが!
しかもそれは無限の組み合わせが可能となります。
これは面白い〜!
まるで実際の建物の壁に、大勢の現代忍者たち?が
真に迫った表情でぶら下がっているように見えますよね。
大勢の入場者は、映画セットのような舞台の上で寝転んだり
腹ばいになったりして気ままにポーズを取ることで
鏡に映った”作品”を完成させ
それをスマホに撮ったりして楽しんでおりました。
こうして、世界に一つだけの作品が多数出現しました。
虚像or実像〜いったいどちらが主役なの??
とてもユニークで楽しい体験型作品でした。
虚と実の境を彷徨いながら
53階の森美術館を出て展望回廊を巡ると
目の前の手の届きそうな位置に
リアルな(多分?)東京タワーが見えました。
虚構の世界から現実の世界へと戻れたかも?
マンホールの蓋もアート作品に? [展覧会・ギャラリー]
今日からコミュニティギャラリーで「楽篆会」の皆さんによる
「篆刻とマンホールの拓本展」が始まりました。
「篆刻(てんこく)とは印章を作成する行為。中国を起源としており
主に篆書を印文に彫ることから篆刻という」
なんか、分かったような?分からないような説明ですが
簡単に言えば〜ハンコを彫って、朱肉による古代漢字の
印影をアートに表現すること〜なんでしょうかねえ?
篆刻アートとは〜
鮮やかな印影と墨書が清楚な美を醸し出す小宇宙?
一方、「拓本」とは、木・石・石碑・金属器などに紙をあて
墨を使って、そこに刻んである文字・模様を写し取ったもの」。
会場には50cm四方の大きさの”マンホール蓋の拓本”も
所狭しと並んでいます。今や”マンホール女子”まで現れるほど
人気上昇中の題材は、素人分かりして楽しいかも。
1)合併前の旧那珂湊市の汚水用マンホール蓋
2)合併後のひたちなか市の汚水用マンホール蓋
3)水戸市の人気キャラクター”みとちゃん”を
採用した合流用?マンホール蓋
4)旧美和村の農業用水用マンホール蓋
5)旧御前山村の集配用マンホール蓋
この他にもいろいろありますよ。
話は変わって、会期中の今度の日曜日(12/3)には
「市民交流センターまつり」が開催されます。
私も会場内で、うろちょろしておりますので
ぜひ探してみてください。
「ひたちなか・ま作品展」を2年越しで [展覧会・ギャラリー]
毎年、年末年始の時期になると
コミュニティギャラリーの利用団体が少ないため
市民交流センター主催で各種展覧会を企画しています。
今回は12/20(水)から来年の1/8(月)まで
休館日を除く13日間を、豪華な2年越しで
「ひたちなか・ま作品展」として開催することになり
このほど催事案内が出来上がりました。
市民交流センターは、現在9名のスタッフがタッグを組んで
日夜運営しておりますが、なぜか?”芸達者”な方ばかり。
そんなスタッフたちの自慢の作品を披露いたします。
この中で、私はこちらの油彩画大作
「イケメン ウオッチング」を出展!
2014年の制作でサイズは縦1.6mx横5.2mというロングサイズ。
「第55回ノン・ブラック展」と「第7回双風展」(2015年)の
出展以来、久々の登場となります。
今日は交流センターが休館なので
新作のイメージ作りのため、またまた県立図書館通い。
今年もあっけなく終わってしまいそう。