県北芸術祭「鯨ヶ丘の巻」〜sono2 [展覧会・ギャラリー]
鯨ケ丘商店街を散策すると
至る所にピンクの張り紙が!!
新たな命が吹き込まれたかのように
レトロな街並みが俄然華やいで見えました。
こんな素晴らしい現地密着型の現代アートを
考えられたアーティストを尊敬しちゃいます。
でも、オープンしている店よりも・・
クローズしている店の方が多いような気も?
利用されなくなった堂々たる建物の
入口には「橘文化服装学院」の金文字が!
かつては若い女性たちが大勢出入りして
さぞかし賑わっていたことでしょう。
狭い急坂の角にある住居(店?)には
「こんなに人が通らなくなるなんて思わなかったですよ
昔はね」〜なんてメッセージが寂し過ぎます。
”ここは常陸太田の中心地だったんですよ!"
「朝開けたらお店は閉められなかった」
「七夕なんか当時はすごかったです」という
誇らしげなメッセージも。
華やかだった頃の様々な思い出が
住民の言葉で淡々と綴られておりました。
「今じゃ〜たいていの店が閉まっているし
お客さんもあまり来なくなってしまいました。
後継ぎも出て行ったきりだし
商店街がポツリ、ポツリと歯抜けになっていく
現状を見ているのが辛いですね」とお店の方。
「継げよとは言ってないんですけど
自分の代でおしまいになってしまうのがちょっと・・」
ピンクの張り紙のコメントが寂し過ぎて悲しい!
ホント〜この先、鯨ヶ丘商店街はどうなるの?
「ピンクシティ?鯨ヶ丘物語」〜さらに続きます。