1日遅れの「スーパームーン」 [自然・生物・環境]
昨日11月14日は
月が一年で最も地球に近づき
満月が大きく見える「スーパームーン」でした。
特に今年は68年ぶりの近さとなり
いつもより大きく見えるということでしたが
あいにくの雨になってしまい残念なことに。
なので気を取り直して、1日遅れながらも
今夜観測してみました。
幾分薄い雲がかかっていましたが
確かに肉眼で見てもいつもよりデカそう!
一眼レフに300mm望遠レンズを付けて
ばっちり撮影することができました。
県北芸術祭「鯨ヶ丘の巻」〜sono3 [展覧会・ギャラリー]
さらに足を延ばすと、私好みの佐藤運動具店が!
2階は格調ある見世蔵作りで
右側には石蔵を構えた立派なお屋敷です。
1階と2階の雰囲気のミスマッチ?が面白くて
以前こんなスケッチを描いたことも。
現在も営業中なので安心しました。
でもどうして建物の雰囲気に似つかわしくない
運動具店にしちゃったのかなあ?
以前から不思議に思っていましたが
ピンクの張り紙がその疑問に答えてくれました。
細長い赤レンガ3階建の隣には
新しい白亜の建物が仲良く並んでいます。
新しい方は「SUNNY SUNDAY」という雑貨屋で
若い女性客が吸い込まれるように入っていく
とても不思議な人気店なのです。
レンガの建物は「旧稲田屋赤煉瓦蔵」で、通常は非公開。
幸いにも入り口にオーナーがおられたので
中を案内して頂けることに。
狭い急勾配の階段を3階まで上がると
天井の中央の太い梁には、大工の棟梁が墨書した
「明治四拾三年五月吉日建造」の文字が
くっきりと残っておりました!
「ここは俺が楽しく酒を飲む特別の場所だよ」と
自慢げに語るオーナー。
珍しいお宝をたっぷりと拝見した後
記念撮影させて頂きましたが
これも何かのご縁ですねえ。
隣の雑貨屋は息子さんが経営しているそうで
「鯨ヶ丘商店街」を守る後継者がおられてよかった!
こちらの堂々たる白亜の建物もクローズのようで
何とももったいないですよね。(涙)
ピンクの張り紙にはその辺の事情が認めてあるのかも?
白亜の建物の脇から西町に抜ける「塩横町通り」には
飲食店やメガネ屋、ワケありげな店が軒を連ね
当時の繁栄ぶりを窺い知ることが。
「水竹居」という看板のある瀟洒な日本家屋は
以前「オーベルジーヌ」という高級フランス料理店が
入っていましたが、いつの間にかクローズに。
この建物内に作品が展示されているので
初めて内部に入ることができましたが
できることならフランス料理店をやっている時に
利用したかったです。(涙)
最後は「鯨ヶ丘」の坂を下って
パルティーホール(市民交流センター)へ。
広場には筑波大教授・國安孝冒氏による
巨大な「常陸のおお田守る龍神」が
青空に映えて存在感を放っておりました。
これにて「鯨ヶ丘の編」は終了。
会期が残りわずかとなりましたが
こうなったら海側コースにも出かけないと。